引越し　見積り　料金

引越し屋の仕事は意外と高収入

 

サラリーマンの平均年収は436万円ですが、こんな時代に年収1千万円以上稼げて学歴や資格も関係なしという仕事があります。それが引っ越し業です。短期で稼げる代名詞ですよね。

 

大手の引越し業者では、社員になって役職がつけば年収1千万円以上になります。しかも5年ぐらいで役職がつくということです。つまり20代でお金持ちになります。

でも、引越し屋の仕事は大変　正しい技術とスピード勝負

新人が作業初日で引っ越しすると、だいたい「飛ぶ」そうです。1日でやめちゃうということです。どうにかならないものですかね。

 

 

一人暮らし　1Kの部屋の荷物を運び出すのに30分で完了

現場チームを仕切るリーダーはだいたい「主任」などの役職者。1Kの部屋の荷物の引越しは積み込みから始まります。ですが二階建てで階段だと大変ですよね。置きゃさまの荷物が入ったダンボール箱も、両手を対角線にして、荷物を体で引きつけて、大サイズの段ボール二つを一緒に運びます。一箱は約15 kg なので合計30キロ。ほとんど小走りで運んでいます。主任の人は部屋の中で梱包を行い指示を出していきます。中継係は新人の仕事です。あまり考えずにとにかく運ぶことだけに専念します。

 

荷崩れしない積み込みが引越しの意外な重要ポイント

そして積み込みは一番ベテランでなければできません。とにかく運んでる途中に煮崩れがあってはいけませんので、きっちりと効率よく詰め込んでいくことが重要です。ここが素人が自分で引越しする際と、プロの引越し屋さんの大きな違いです。

 

現場の作業スピードはとにかく早いので、新人さんには本当に圧倒されます　なんとわずか30分で1Kロフト付きの一人暮らしの荷物が運び出されていました。

 

搬入も30分

そして搬入もほとんど走って荷物を積み込んでいきます。夏場にはほとんど意識が朦朧としてしまいます。荷物を受け取って、しっかり握れたら「はい貰いました」と声を出して確認をします。一つ一つやってくことが重要ですよね。どんなに早くても1箱でも壊したらその日1日の仕事が失敗です。

 

冷蔵庫やたんす、ベッド　大きな荷物はどう運ぶ？

作業が終わるとスポーツドリンクを一気飲みです。一人暮らしだとあまり大きな荷物はありませんが、もっと家族が多い世帯だと、もっと大きな荷物もありますよね。30kgの洗濯機を運ぶのは引っ越し業者で働く新入社員の登竜門です。なんとバイト歴4年の女性の方でも、30kgの重さをしっかりと運んで、ふらつかずにバランスをとって運ぶことができます。とにかくしっかりと「正しい持ち方」を身に付けることが重要ですよね。さらに最近は家電も大きく重くなっています。中級車になると40 kg 以上の冷蔵庫も一人で運ぶことができます。中には60 kg 以上のタンスを軽々と持ち上げる人もいます。やっぱり腕の太さ半端ないですよね。冷蔵庫をバトン代わりに受け渡しすることも可能です。

 

廊下や階段　狭い日本の建物に引越しの難所は多い

ただ持ち上げられても、部屋の中の通路が狭いので運ぶのがやはり大変です。最近の冷蔵庫は容量がどんどん大きくなって重さも凄いですよね。最近は若いお客さんがお仕事をしながらだと、梱包が引っ越し当日に間に合わない場合もあります。見積もりのプランに梱包が入ってなくても、ある程度は現場で対応しなければ、引越し自体が出来ません。

 

と確認してから、どんどん梱包して運んで行きます。やっぱりこれはしょうがないところだと思います。とにかく現場に行ったらその状況に対応していくしかありません。ダンボールだけでなくベッドなどの大きな家具やマットレスも運ばなければいけません。傷つかないようカバーをかけて養生してから運びます。

ドラム式の洗濯機は運びにくい

最近、増えてきて難関なのがドラム式の洗濯機です。　普通の洗濯機とは重心が違うので持ちにくくなっています。1Kだと30分で積み込みが完了します。

道が狭くてトラックが入れない

引っ越した先は道が狭くてトラックが入れない場合もあります。新居まで60 M を地上でころころと運ばなければいけない場合もあります。積み込みも30糞で完了しました。

 

一日に2-3軒、引越しシーズンには5軒回ることも

そしてそのまま二軒目の引越しに入ります。1Kで32平米、ちょっと広めの部屋です。引越し業者さん若くないとしんどいですよね。とにかく短時間でやらなければいけないので若い人でないとしんどいです。1日で3軒目の現場になることもありますし春先などは1日5軒もまわることもあります。とにかくスピード勝負です。

大型冷蔵庫は取り回しが大変

80kg 越えの大型冷蔵庫高さ180 CM 以上。しっかりとカバーで養生して二人で運んでいきます。どうやって扉を通すかだけでも、ベテラン先輩の指示に従いながら慎重に運んでいきます。とにかく取り回しが大変ですよね。さらに変な持ち方をするとも運ぶ人も腰をやってしまいます。 やっぱり手も痛いし息も上がります。できない時は無理せず「できない」ということが結構重要なんですよね。そして階段で2階にある新居に持ち上げなければいけません。大物の冷蔵庫の搬入は一番最後です。上と下で言うと上の方が誘導が難しいですしバックながらなければいけないので難しいのですが、「重さ」自体は下にかかるので大変です。

 

投資などでアパートやマンションを作る場合には、やっぱり人が通れるだけじゃなくて、このような引っ越しの時荷物が運べるということも考えながら作って欲しいですよね　冷蔵庫が玄関から近い場所にあれば、部屋の中でも取り回しも比較的楽ですが、冷蔵庫が奥まってるとしんどいです。そして引越し屋で最後にやることは、会社に戻ってトラックの清掃です。翌日のお客さんにも綺麗に見てもらいたいですし、荷物が汚れても困りますからね。

 

梱包作業では接客マナーとコミュニケーション力が重要

梱包作業ではお客さんとの確認が重要です。引越し屋は「ただ重たい物を運び込んでトラックに積むだけ」ではありません。体は疲れますが引っ越しが終わった時にお客さんから

と言われると心も軽くなります。お金には換えがたいものです。